750スーパースポーツ、ドゥカティ初のデスモドロミック搭載車 古臭さを感じさせない“おしゃれレトロ” 1199 パニガーレ、スーパークアドロ “最も美しいバイク”に選ばれたのには訳がある Audi Motorrad、"アウディとドカティの哲学の融合" かっこ良すぎて、もう訳が分からない
免許無いけど『ドゥカティ』に乗ってみたい僕は、ある日、 かの長靴の国イタリアにドゥカティの故郷があることを知った。 ドゥカティに乗る前にドゥカティの故郷を尋ねるのが順当。 それをしないでお尻をのっけるなんて失礼千万。 そう考えた僕は、ボローニャへの日帰り旅行を計画することにしました。
街中ドゥカティだらけに違いない 日帰りはムリ
朝イチの直行便で行って、ちゃちゃっと日帰りボローニャしてやろうと企んでいました
が、直行便が見当たりません。 アブダビ経由のエティハド航空、 モスクワ経由のアエロフロート航空 このあたりが一番安いですが、別に実際に行く訳ではないし、財布は忘れて、 せっかくなので歴史があって緑色でかっこいい「アリタリア航空」で行くことにします。 往復約40万円。いいよね、グリーンだよね。 でも結局16時間はかかってしまうので、日帰りは断念。 飛行機に乗っている時間は抜きにして、 『ドゥカティの故郷ボローニャを24時間で味わい尽くせるか?』 にタイトル変更します。 人生、地に足がついてからが勝負だとは良く言いますからね。 ボローニャの面積は140㎢ (くまのプーさんの森は0.4㎢) 人間の歩く速度は時速5kmという噂 (チーターは時速100km) 大真面目に隅々歩いていると、 日が暮れちゃうので、 三平方の定理を利用したとても頭の良い方法で、斜断することにします。 これで、197.98kmぐらいだけで済みます。 この方法を使い、平均的な速度(時速5km)で歩くと、 ボローニャを39時間で味わえることになります。 (誤差15時間は、早歩きでなんとかなるでしょう。) ローシーズンを狙って11月2日(月)、成田発ローマ経由に搭乗。 旅が始まります・・・・・・。 ディアベル、ボローニャ方言で「悪魔」 夜 ~Notte~ こうやって着く。 16時間の空の旅を寝て満喫した後、ボローニャに着いてみると22時10分。 遅いので、寝るしかない。 入国管理を終えると、とにかく町の中心へ。 マルコーニ空港からボローニャの中心まではバスで20分。 22時45分:マッジョーレ広場に到着。 ライトアップされたサン・ペトロニオ聖堂にうっとり。 エコノミークラスの苦しみから一気に解放されます。 脇には市庁舎とポデスタ館が見える。全体的に茶色。 ©©Tango7174 23時15分:ホテルにチェックイン ホテルは広場から200メートルの「Albergo Garisenda」 がっつり中心地で、窓から広場が見えちゃうのに1泊6,000円。 怖いぐらい安いが、これもドゥカティのため。 モンスターは、ドゥカティの革命でした。
朝~Mattina~
朝起きてみると、昨晩見たマッジョーレ広場が目の前に。 ©©Mac9 広場には早くも観光客と地元民が入り乱れております。 それを一泊6,000円の部屋から僕が見ております。 ドームと塔が見えます。 かつて、ボローニャ中心部には180の塔がありました。 9時:朝食 せっかくの旅行なので、朝食はゆっくり取りましょう。 エスプレッソとクロワッサンを出してくれました。 10時:チェックアウト、ドゥカティ本社へ向かう ドゥカティの本社でもあり、工場は、 ボローニャの北西、ボルゴ・パニガーレ(Borgo Panigale)にあります。 そう、あの"パニガーレ"。 ドゥカティファンならすぐに気付いたとは思いますが、 2013年に生まれ、新作が常に熱狂を生むスポーツバイクパニガーレの名は、 ドゥカティの故郷に由来していたのです。 899 パニガーレ ©©Khruner 本社への行き方は色々あるが、今回は電車を選択。
ボローニャ中央駅で200円のチケットを買って乗車。 ©©Twice25 & Rinina25 10分で着きます。 非常に近いです。 ©Quartiere Borgo Panigale ボルゴ・パニガーレ駅下車後、 数分歩くとすぐ、 ドゥカティ本社が見えてきます。 工場の隣にはドゥカティ博物館もあり、 歴代のドゥカティバイクが生で見られます。 夢のバイクがずらりと並びます。 左上から時計回りに、©Piero,©CanyonChaser,©Dbratland,©Trasferito,©Klaus Nahr,©Dave Palazzolo 工場・博物館見学には、事前予約が必須。 予約はホームページ上から出来ます。 料金は10ユーロ(約1300円) はるばるボローニャまで来たのです。 高くはありません。 夜 ~Notte~ 19時30分:中心地に帰還 昨晩のように、ライトアップされたサン・ペトロニオ聖堂が迎えてくれます。 20時:ボローニャ名物を食べまくる みんな大好き『ラザニア』はボローニャ生まれです。 21時:夜のボローニャショッピング 何が買えるかは分かりませんが、ブランドものが並んでいそうです。 ちなみに、ボローニャは≪アーチ型≫のアーケードで有名です。 きれいですね。
22時10分:帰る やることやったので、飛行機に乗って日本に帰ります。 到着した時間と同じ22時10分。 つまり、 『ドゥカティの故郷ボローニャを24時間で味わい尽くせる』 ということが分かりました。 |